紙・合成紙のユポ・コーポレーション
更新 2025.06.05 公開 2023.12.20 コラム

水に強い紙とは?耐水紙や合成紙の種類と特徴、「ユポ」についても解説

耐水紙や合成紙は、屋外に貼るポスターや長期間掲示するチラシなど、耐水性や耐久性が求められる場面に適しています。この記事では、耐水紙の基本情報から特徴や種類、おすすめの耐水紙や合成紙を解説しています。自社で耐水紙や合成紙を活用したいと考えている人は、参考にしてください。

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目次
  • 水に強い紙とは?
  • 耐水紙とはどのような紙?
  • 撥水紙とはどのような紙?
  • 合成紙とはどのような紙?
  • 耐水紙や合成紙など、水に強い紙の種類
  • 紙(パルプ)がベースの耐水紙
  • 合成樹脂がベースの合成紙
  • 耐水紙や合成紙の特徴
  • 1.水に強い
  • 2.破れにくい
  • 3.綺麗に印刷できる
  • 耐水紙や合成紙の用途
  • 看板や屋外ポスター
  • カタログやメニュー
  • 食品ラベルや包装容器
  • チケットやパスポート
  • 医療用品
  • 耐水紙や合成紙への代表的な印刷方法
  • 1.オフセット印刷
  • 2.インクジェット印刷
  • 3. 電子写真方式デジタル印刷(レーザープリンター)
  • 4. グラビア印刷
  • 5. シルクスクリーン印刷
  • ​​おすすめの耐水紙​​2選​
  • OKレインガード
  • 耐水耐油紙ポエム-S
  • 水に強く丈夫な合成紙「ユポ」
  • 合成紙「ユポ」の特徴
  • 環境に優しい合成紙「ユポ」
  • 合成紙「ユポ」の用途
  • まとめ

水に強い紙とは?

一口に水に強い紙といっても、耐水紙や撥水紙などさまざまな種類があります。
求める耐水性や用途によって、適した種類の紙を選ぶ必要があるといえるでしょう。
ここでは、水に強いといわれる種類の紙について、それぞれの特徴を解説します。

耐水紙とはどのような紙?

耐水紙とは、水を弾いたり、水が浸み込みにくかったり、水分を含んでも強度の低下が少なかったりなどの特徴を有する紙の総称です。紙は濡れると強度が落ちてしまいますが、耐水紙は水に強くて強度があまり落ちないことに加えて、破れにくさや印刷が可能であるなどの特徴も有しています。

撥水紙とはどのような紙?

撥水紙は、耐水紙と特徴が似ているものの、撥水性能に特化した紙です。紙の裏表両面に撥水コーティングを施すことで、撥水性を付与しています。耐水の部分では耐水紙より劣るものの、水を弾く紙として用いられています。水と同様にインキも弾きやすく、印刷には適しませんが、レーザープリンターによる電子写真印刷は可能です。

合成紙とはどのような紙?

合成紙は、主原料がプラスチック(合成樹脂)の紙のことで、フィルム法合成紙、ファイバー法合成紙など、製法によってさまざまな種類があります。プラスチックがベースで、耐久性が高く、水への濡れにも強いという特徴があります。

ただし、原料が合成樹脂で、使用後古紙回収には出せないため、廃棄する際には注意しましょう。主に耐水性が求められる屋外掲示のポスターやメニュー表、食品ラベル、会員証などに用いられています。

耐水紙や合成紙など、水に強い紙の種類

水に対する強度を持つ耐水紙と合成紙にはどのような特徴があるのか、成分、加工などを解説します。

紙(パルプ)がベースの耐水紙

一般的な紙はパルプ繊維を漉いて作られており、パルプの主成分はセルロースです。パルプ繊維同士のすき間に水分が入り込むと、セルロース同士の結びつき(水素結合)が弱くなり、結果として紙の強度が低下します。そのため、紙をベースとして作られた耐水紙には、紙の表層や内部に、水分を吸収しにくくなる耐水加工が施されています。

耐水加工の例としては、薬品によりパルプ(セルロース)同士の結びつきを強化したり、紙の表面に樹脂をコーティングしたりする方法があります。また、樹脂フィルムをラミネートしたりして、吸水しにくくなるようにしたものもその一種です。特殊な加工をしているため、一般的な紙よりも強度があり、水に濡れても一定の強度を維持できます。

また、ベースが紙(パルプ)のため、使用後は古紙としてのリサイクルも可能です(樹脂フィルムをラミネートしたものを除く)。ただし、後述の合成樹脂を主原料とした合成紙よりは、耐水性能や強度で劣ります。

合成樹脂がベースの合成紙

合成紙は、プラスチック(合成樹脂)を主原料とした紙で、製法によりフィルム法合成紙、ファイバー法合成紙などの種類があります。プラスチックがベースで、多くのものには紙(パルプ)は使用されていませんが、紙と樹脂フィルムを貼り合わせたものも、合成紙として販売されています。

また、紙(パルプ)を主原料にしたものよりも軽く、耐久性や耐水性にも強い点も特徴です。ただし、合成樹脂で作られており、使用後古紙回収に出せないため、気をつけましょう。

耐水紙や合成紙の特徴

特徴として水に強く、破れにくく、綺麗に印刷できることが挙げられます。それぞれを解説します。

1.水に強い

耐水紙や合成紙は、一般的な紙と比べて優れた耐水性を持つため、水分を含んでも強度が低下したり、形状が変化したりしにくいことが特徴です。屋内だけでなく、屋外用の掲示物として使用できます。

2.破れにくい

一般的な紙と比べて機械的強度が高く、破れにくいことが特徴です。機械的強度とは、引張や折曲、衝撃などに対する強度のことを指します。屋外で風雨に曝しても劣化しにくいため、他の紙と比べて野外での長期使用に向いています。

3.綺麗に印刷できる

例えば、紙やフィルムの長所を備える代表的な合成紙に「ユポ」があります。「ユポ」の特徴は、以下のとおりです。

  • 印刷時の色の再現性が高く、美しく印刷できる
  • 高精細な印刷が可能である
  • 各種の印刷方法に対応できる
  • パルプベースの耐水紙よりも各段に耐水性に優れる

耐水紙や合成紙の用途

耐水紙や撥水紙、合成紙などの水に強い紙は、その特性を生かして、日常生活におけるさまざまな場所で用いられています。

ここでは、水に強い紙が用いられる場面や、それぞれの状況で求められる紙の特性などについて紹介します。

看板や屋外ポスター

耐水紙や合成紙など、水に強い紙がよく用いられる場面として、看板や屋外ポスターがあります。
水に強い紙は天候条件に強く、屋外でも劣化しにくいため、長期間の掲示が可能です。

また、看板や屋外ポスターに用いられる紙は、加工が簡単で印刷がきれいなことが求められます。
印刷が見やすく丈夫な紙を看板やポスターに使うことで、長期間の掲示が可能になり、効果的な宣伝効果が期待できるでしょう。

カタログやメニュー

屋外で用いられる看板やポスターとは異なり、屋内での水に強い紙の用途としては、カタログや飲食店のメニューなどが挙げられます。

特に飲食店のメニューは、屋内で使用するものであっても水や食べ物などで濡れたり汚れたりする場面が多く、水や油分に強い紙が求められます。

また、見た人に商品の魅力を正確に伝えるために、写真印刷がきれいなことも重要です。

食品ラベルや包装容器

飲食店のメニューと同様に食品に関わる場での水に強い紙の活用方法としては、食品や飲料などのラベル・包装容器も例に挙げられます。

アイスクリームや冷凍食品などの容器が代表的です。
冷凍食品は環境によっては表面に水滴がつくこともあり、品質を保つためには耐水性・撥水性に優れた容器での保管が重要だといえます。

耐水性に優れた紙は、商品の美味しさや品質を保つために欠かせない存在だといえるでしょう。

チケットやパスポート

チケットやパスポートも、耐水性が求められるものの1つです。

チケットは、イベントやレジャーを楽しむ間、破れたり滲んだりせず形状や可読性を保つことが重要です。
水に強い紙は耐摩耗性も高いことが多いため、劣化しにくいといえるでしょう。
長く保管できることを活かして、イベントやレジャーが終わっても思い出として保管する人もいます。

また、パスポートも耐水性や耐久性が重要です。証印が滲んだりページが破れたりしないように、耐水紙が使用されています。

医療用品

医療の現場でも、耐水紙は有効活用されています。

医療現場で用いられる紙は、水だけではなく血液や薬品などで汚れることもあるため、破れたり滲んだりしない耐久性の高い素材が求められます。
具体的な用途は、医薬品の容器や説明書、院内で使われるリストバンドなどです。

耐久性・耐水性の高い紙は、衛生的な状態を保ちやすい利点もあります。

代表的な合成紙「ユポ」の用途・採用事例はこちら

耐水紙や合成紙への代表的な印刷方法

代表的な印刷方法は、以下のものが挙げられます。

  • オフセット印刷
  • インクジェット印刷
  • 電子写真方式デジタル印刷(レーザープリンター)
  • グラビア印刷
  • シルクスクリーン印刷

1.オフセット印刷

商業的な大量印刷には、オフセット印刷がよく用いられます。しかし耐水紙は水を弾いたり、水が浸み込みにくかったりする特徴を有することから、一般的な紙と比べてオフセット印刷への難度は高いでしょう。

用いるインキや印刷条件を適切に設定することで、耐水紙へのオフセット印刷は可能です。また合成紙「ユポ」の1種である「スーパーユポダブル」は通常の紙用インキで印刷ができ、一般のコート紙に近い印刷適性を有します。

2.インクジェット印刷

インクジェットプリンターで印刷できるように加工した耐水紙を、インクジェット用耐水紙と呼びます。ワイドフォーマットインクジェットプリンターで印刷した耐水紙は、店舗用や屋外用のタペストリー広告などに使用されています。後述のレーザープリンター同様、小ロットで様々な内容の印刷物を印刷することができます。

家庭用として普及しているインクジェットプリンター向けに、A3・A4サイズのものも展開されており、文具店、家電量販店、100円ショップやネットショップなどで購入可能です。合成紙「ユポ」をはじめとした合成紙にも、インクジェット印刷対応のものが多数存在し、普及しています。

3. 電子写真方式デジタル印刷(レーザープリンター)

レーザープリンターや複合機で印刷できるように加工した耐水紙を、レーザープリンター用耐水紙と呼びます。複合機は企業のオフィスをはじめとして幅広い場所で普及しており、印刷速度も速く、さまざまな内容の印刷物を小ロットで手軽に印刷できることが特徴です。

トナー定着温度が高温の場合、合成樹脂が主原料の合成紙では基材が変形する場合があり、機種や設定を選ぶ必要があります。一部の商業用プリンターではユポを印刷する事も可能です。

4. グラビア印刷

グラビア印刷は、高品質なカラーの表現力があり、印刷版が丈夫で大量印刷に向いている特性から、食品や雑貨を包むプラスチックフィルムなど、紙以外の軟包装資材の用途によく用いられています。耐水紙や合成紙への印刷にも向いています。ただし、耐水紙や合成紙のなかでも表面凹凸が大きい製品では、白抜けが生じて高精細な印刷には適さない場合があるでしょう。

5. シルクスクリーン印刷

スクリーン印刷は、紙やプラスチックなどの被印刷物に印刷できる方法です。耐候性インキをはじめとした多くの種類のインキを使用できるため、広告のような視覚に訴える印刷物に適しています。また、グラビア印刷と同様に、耐水紙や合成紙への印刷に向いています。ただし、印刷枚数が少ないと割高になる傾向があるため、注意が必要です。

おすすめの耐水紙2

耐水紙には、多くの種類があります。なかでもおすすめの2種について、詳細を解説します。

OKレインガード

天然パルプ100%の上質紙を主原料に、撥水加工を施した撥水紙です。白色度が高いため、印刷再現性に優れています。パルプが主原料のため上品かつ高級感のある風合いを持ち、環境にも配慮されていることが特徴です。

オフセット印刷やカラーレーザープリンター、鉛筆筆記への適性がありますが、合成紙「ユポ」をはじめとした合成紙と比べると、耐水性は劣ります。

耐水耐油紙ポエム-S

パルプを主原料とした耐水紙であり、強度の高い紙を使用しています。オフセット印刷やカラーレーザープリンターへの適性を有しています。パルプが原料のため、古紙回収すればリサイクルできることもメリットです。合成紙「ユポ」をはじめとした合成紙より耐久性は劣りますが、優れた折り・抜き・ミシン加工適性があります。

水に強く丈夫な合成紙「ユポ」

2選に挙げた以外では、ユポはおすすめの合成紙です。特徴や用途について解説します。

合成紙「ユポ」の特徴

ユポは、合成樹脂を主原料とした合成紙です。耐水紙と比べても、耐水性や耐久性がより優れています。表面が平滑なことから発色が鮮やかであり、印刷の滲みも少ないことが特徴です。水分のみならず油や薬品にも強いため、薬品容器のラベル等としても適しています。一般的な紙(コート紙等)よりも軽く、使用製品の軽量化に貢献できるでしょう。

汗が付いても変形せず、折っても自然に開く特性を持つため、投票用紙にも用いられています。厚み、サイズ、光沢、透明性などバリエーションが豊富で、幅広い用途に対応できます。主原料である合成樹脂ポリプロピレンは炭素と水素から構成されており、適切に焼却すれば有害物質が発生しません。

内部に多数の微細な空孔(ミクロボイド)を有することから、同じ厚さのPPフィルムと比べてCO₂排出量が約45%少なく、プラスチック使用量も削減できるため、化石燃料資源の削減にも貢献できるでしょう。 を配合したユポグリーンシリーズもラインナップしています。

※0.3mm厚のユポと同じ厚みのPPフィルムを比較した場合(原料ベース)。CO₂排出量やプラスチック使用量削減効果は、厚みにより異なる場合があります。

環境に優しい合成紙「ユポ」

ユポは、紙とフィルムの長所を兼ね備えた機能合成紙です。
木材由来の紙に代わる新たな素材を目指して開発され、環境面でもさまざまな利点があります。

従来のプラスチックは、発熱カロリーの高さから焼却炉の損傷を早めるリスクがあるとされています。
一方でユポは、充填材に無機鉱物質を配合していることから、発熱量は一般のプラスチックの約2/3とされており、焼却炉に負担をかけない素材だといえるでしょう。

さらに、ユポは焼却処分しても有害物質を発生させないほか、焼却時の熱はエネルギーとして活用されています。

また、ユポはリサイクル可能で、溶かして再びユポの原料になるほか、プラスチックパレットや雨水貯留槽などの再生加工品の原料にもなります。

合成紙「ユポ」の用途

耐水紙は耐水性、耐久性に優れているため、屋内だけでなく屋外での使用にも適しています。そのため幅広い用途で活躍します。主な利用用途は、以下のとおりです。

  • 飲食店のメニュー
  • 紙袋
  • フォトブック
  • 包装紙
  • 食品ラベルやパッケージ
  • パンフレット
  • ガイドブック
  • ポイントカード
  • 会員証
  • 診察券
  • 地図
  • ハザードマップ
  • 封筒
  • お風呂場用ポスター
  • 屋外に掲出するポスター
  • 屋外スポーツのスコアカード
  • タペストリー

合成紙「ユポ」の採用事例はこちら

まとめ

耐水紙は水が染み込みにくかったり、濡れても強度の低下が少なかったりする紙の総称です。また、プラスチックを主原料とした合成紙は、より一層の強度と耐水性を備えています。

ユポは微細な空孔(ミクロボイド)を内部に形成させる特殊製法で、CO₂排出量やプラスチック使用量を一般的なPPフィルムと比較して約45%削減できます。ユポは世界70ヵ国以上で使用されており、50年以上の実績があります。

※...合成紙市場における販売量(t)、(参考)矢野経済研究所「2022年版 特殊紙市場の展望と戦略」

「ユポ」は、脱プラスチックが難しい場合でも、プラスチック削減に貢献できる素材です。「ユポグリーンシリーズ」は植物由来樹脂を配合しています。化石燃料由来のプラスチック使用量やCO₂排出量の削減につながる「環境負荷削減に貢献できる素材」としておすすめします。

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